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372)失恋-男と女 [男と女]

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の真道満喜(しんどうまき)です。
精神分析という対話療法で自己(無意識)を知り、必要に応じて書き換えませんか。
そうすれば、不安は安心に変わり、生きる希望が湧き、しあわせ入れ放題・つかみ放題だと実感することでしょう。

今日は、「失恋-男と女」 について考えてみます。

一般的に、失恋からの立ち直りは男性より女性の方が早いといわれます。
男性はなかなか忘れられずに、いつまでも想いを断ち切れないでいる。
一方女性は、別れたその日に別の男性を好きになれるともいわれます。
もしこのような男女差があるとするなら、なぜなのでしょうか?
恋愛に関して性差はどうして生じるのでしょうか?

結論からいうと、男性には「去勢不安」があるからではないでしょうか?
去勢不安とは、男児が抱く幻想で「去勢されるのではないかとの不安」を指します。
(詳しくは「エディプスコンプレックス」ウィキペディアより引用)

「去勢不安」を簡単にいうと、断ち切られる(切断される)ことへの不安です。
つまり男性にはこの「去勢不安」という無意識の幻想があるから、失恋した女性への想いを断ち切れない。
別れも一つの切断です。
特に女性から別れを告げられる(受身)場合は、より一層この不安が立ち上がってくるでしょう。
別れを告げられる前に、自分から先に別れを告げる男性もいるでしょう。
それは、言われるより言う方がまだ不安の度合いや心の傷つきがマシだからです。
一方女性は、もともとこの「去勢不安」はないので、切断には不安が少ないと考えられます。
ですから、案外平気で別れられるし、別れを告げられても立ち直りも早い。
このように考えてみると納得できるのではないでしょうか。

ちなみに、この「去勢不安」を克服した男性はこの限りではないでしょう。
また、女性であっても失恋からの立ち直りがあまりにも遅い場合は、母子分離ができていない可能性が考えられます。分離は切断によってなされるからです。

以上、フロイトが規定した概念、エディプスコンプレックスの「去勢不安」の視点から考えてみました。興味を持たれた方はシニフィアン研究所のHPを参照ください。
エディプスコンプレックスを中心にした講座もあります。http://signifiant-lab.com/
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